メンバー :L U木 T井
行程:
ガマスラブ 8:52-11:05
登攀開始 11:40-1P(終了点)12:12 2P 12:35 3P 12:55 4P(終了点) 13:10
ザイル合わせのための練習山行 南陵を7月24日に実施 次に8月28日の本番に向けてソラマメスラブ・水晶スラブ・おむすび山スラブ・八幡沢スラブでひたすらスラブの練習する。
8月28日は雨予報 9月4日 曇り予報なので春の戻り雪の基部まで行くが岩が濡れていて断念 下りのルートを偵察して見つけた。 9月17日 T井さんの仕事で中止その間の日曜はことごとく予報が悪くて計画書さえも提出できなかった。
10月になり寒くなり日も短くなり半分あきらめていたが急に晴れが続いてやった実施のはこびとなった。駐車場はかなり混んでいたがなんとかできた。
まずは ガマスラブでスラブのアップをする。T井さんにTRを張ってもらい足ののせかたを復習する。どうやら体が暖かくなったので春の戻り雪へ移動する。
上のほうで声がするがどうやら登攀終了して懸垂して降りてくるようだ。さっそく登攀の準備。U木が1Pの最初の5mがこのルートの核心である。ダイクに乗るときの一手が難しい。おもわずヌンチャクに手がかかるが良くスタンスをみて足をふんばってヌンチャクに頼らずになんとかダイクの上の乗りこんだ。ここから1Pの終了点までは4本ボルトがありそれにかけながら登る。本来は小さな木に終了点をつくるのだが最近立派な終了点が作成されていたのでそれを使う。
このときなぜか私のデジカメが一時的に作動しなく1Pを登るT井さんを撮影できなかった。2PはT井リードで薄いフレークのあるルートの左側を登る。最初のところがやや難しいスラブでやや迷うがルートをよく見ると左が安定したルートをみつけて方向転換した。このときT井さんのメガネが登攀のはずみで外れてしまいぽんぽん跳ねて右のガラバに落ちて行った。私のは良く見えたので基部まで落ちたことが確認できた。(幸い登攀終了後ガラバをのぼるとすぐにメガネがみつかった。)
2Pの終了点は大きな立ち木があり懸垂用のでかいリングがある。5m離れた左の岩壁には立派な終了点がありそこには懸垂待ちのひとが5人ほどいた。
3Pは交代してU木リードで行く。3Pは大きなクラックのあるルートを左に見て細い立ち木に向かって簡単なスラブを登る。ここは本来ノーピンなんですこし緊張するはずだがボルトが3本ほど(ケミカルボルトだ!!)新たに打たれたいてなんとも楽々の登攀だ。特に左側はスラブというよりは普通の岩峰のぼりで手がかりが沢山あって選択に困るほどである。右をのぼれば立派なスラブだがついつい楽なルートを選んでしまう。そしてここでは懸垂のためのループが2本あったのでかき分けながら登る羽目になった。そして3P終了点の5mの岩頭のしたにでる。ここは立ち木を使ってビレイする。
最後の4Pは岩峰の左をまわりこんで登る。ここはT井リード。一か所カム岩溝にBDの青が良くきいていた。ところで私が4Pをビレイしている頭上は10bくらいのフェースでここを懸垂しておりてくる女性が一か所に止まっていてぜんぜん降りてこない。どうやら操作ミスでおりれないようだ。すぐ真上でいるのでビレイをして動けないでの落ちてきたら直撃だ。なかなか降りてこないので心配になり大丈夫ですかと声をかけたら頂上から仲間の声がしてどうやら登りなおしたようだ。
終了点に達してみると若者が5人ほどいてこれから懸垂しておりるようだ。さっきのミノムシ状態の彼女もいた。どうやら余りなれていないようで時間がかかりそうなのでのんびりせずにすぐに前回の偵察でみつけた下山路に沿って素早く基部にもどり終了した。
今回交代で登攀し無事自立にクライマーの目標を達成できたので20周年企画を卒業できたことがお互いに確認できた。今年の天候不良(特に週末)に悩まさてだいぶ予定より遅れてしまったが最後に笑えることができた。練習山行にマルチの南陵のほかにフリークライミングのゲレンデである杉滝岩をいれたが時期もはずれたしなにせ遠いのでこれは割愛することにした。(10月からU木は土曜が山にいけなくなり一泊も難しいこともある)
また、ゲレンデの練習は小川山のスラブで沢山練習した(U木7回 T井2回)のでこれを補えたと思います。これで20周年企画に春の戻り雪を終了することにした。参加希望する方がかなりいたが最後には2人になってしまった。リーダーの力量不足で迷惑かけてお詫びします。また企画に参加協力してくれたY本さんとH部に感謝します。(U木記)
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